世界各国で猛威をふるっているコロナウイルスですが、ここドイツでも例外なく大きな被害をもたらしています。ただしイギリス、フランス、スペイン、イタリアといった他のヨーロッパ諸国に比べると、コロナウイルスによる死者は少なく、ウイルス問題に対する対応は上手くいっているようです。様々な規制によってウイルス感染の拡大を防いでいますが、それが徐々に緩和されることになります(なお規制の緩和は各州によって内容が異なります)。2020年4月21日現在のベルリンにおける規制緩和の内容について、観光に関連するものをご紹介します。
●2020年4月27日より公共交通機関でのマスクの使用が義務付けられます。
●2020年5月4日より、公立、及び私立の博物館や美術館が開館可能となります。
●2020年4月27日より動物園、植物園の屋外スペースが開館可能となります。
(上記の内容は2020年4月21日ベルリン市の発表したものの一部です。発表後にも状況次第で内容が変更される可能性があります。最新の内容も合わせて確認してください。ベルリン市の公式ページでも内容が確認できます。)
●2020年8月31日まで、1000人以上参加するイベントの開催禁止。
●2020年10月24日まで、5000人以上参加するイベントの開催禁止。
(上記のイベント開催についての内容はベルリン市のお知らせで確認できます。発表後にも状況次第で内容が変更される可能性があります。最新の内容も合わせて確認してください。)
なお上記のイベント開催の制限によって、ベルリンマラソン、IFA、InnoTransといった大規模なスポーツ大会、また国際的な見本市の開催が予定通り行えなくなります。近日中に開催内容の変更、もしくは開催日程の延期、または開催中止が発表されることになります。上記のイベントの訪問を予定している方は最新情報をご確認ください。
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