ドイツの冬の風物詩と言えば、クリスマスマーケットです。ドイツの冬は寒さが厳しく気温が零下まで下がります。それだけでなく日照時間が短いため、寒くて暗い厳しい季節となります。そんな季節を楽しませてくれるのがクリスマスマーケットです。ところが、2020年はそんなクリスマスマーケットを楽しみにくい状態です。コロナウイルスの感染者が冬に入って増加しており、大規模なイベントが開催できないからです。こうした状況で、ドイツを代表するクリスマスマーケットも2020年の開催中止を決定しました。それはドイツ南部の街シュトゥットガルトで開催されるクリスマーケットです。
シュトゥットガルトで開催されるマーケットは「Stuttgarter Weihnachtsmarkt(シュトゥットガルター・ヴァイナハツマルクト)」と呼ばれていますが、17世期に歴史の資料に登場する歴史のあるクリスマスマーケットです。このような歴史あるマーケットは、2020年は11月25日から12月23日までの開催を予定していました。しかし、コロナウイルスが爆発的に感染者を増やしているなかで開催することは厳しく、2020年10月末に2020年は開催しないことが発表されました。
ドイツでは各都市にクリスマスマーケットがあると言われています。そのため非常に多くのクリスマスマーケットがあるのですが、そんな多くのクリスマスマーケットを代表するのが、ドイツ3大クリスマスマーケットと呼ばれているものです。それはニュルンベルクで開催される「クリストキンドレスマルクト」、ドレスデンで開催される「シュトリーツェルマルクト」、そしてシュトゥットガルトで開催される「シュトゥットガルター・ヴァイナハツマルクト」です。残念ながら既に「クリストキンドレスマルクト」は開催中止が決まり、「シュトゥットガルター・ヴァイナハツマルクト」が中止となることでドイツ3大クリスマスマーケットのうち2つが2020年の開催を中止したことになります。
Stuttgarter Weihnachtsmarkt(シュトゥットガルター・ヴァイナハツマルクト)公式ページ
「クリストキンドレスマルクト」の開催中止についてはこちらの記事で紹介しています。
(「シュトリーツェルマルクト」も11月中旬に2020年の開催中止を発表しました。詳細はこちらの記事で紹介しています。ドイツ3大クリスマスマーケットの一つドレスデンのマーケットも2020年の開催を中止に)
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